道路は自動車や歩行者、自転車等の通行機能をはじめ、沿道施設への出入りや自動車や歩行者の滞留等の交通機能の他に、市街地の形成、防災、環境、収容空間等の空間機能を持っております。利用者の多様なニーズに対応する道路空間を整備するため、様々な道路事業に係る調査・計画・設計を行っております。

これまで無電柱化は、防災性の向上、安全性・快適性の確保、良好な景観形成の観点から実施されてきました。近年、災害の激甚化・頻発化、あるいは高齢者の増加等によりその必要性が高まっております。このような状況から電柱倒壊のリスクがある市街地等の緊急輸送路の無電柱化が進められております。当社でも電線共同溝設計等これら無電柱化の推進に向けた取組みに携わっております。

道路分野においても、政令や省令等による定期点検の義務化が行われ、当社においても舗装、道路トンネルや附属物等の点検・補修設計業務を行っております。 また、自然災害により被災した公共土木施設を迅速・確実に復旧するための災害復旧事業にも携わっております。